廃船ユナイテッド・マリカ号(モーリタニア) 概要・歴史
モーリタニアのヌアディブにある廃船ユナイテッド・マリカ号(the United Malika)。
来島造船所で製造され、1979年5月に納品された。
何度か所有者が移った後、魚の冷凍貨物船として用いられていたが、2003年8月4日、ブラン岬で座礁した。
乗組員17人はモーリタニア海軍に救助され無事だった。
その後、砂漠の岬に打ち上げられた不思議な姿が世界中に知られるようになった。
2010年頃までは座礁時の状態だったが、岬の侵食のためか、2012年までに船体の向きが変わっている。その後2016年までに海中に没したのか、衛星写真からも確認できなくなった。
2020-10-07