シャルトリューズ要塞 概要・歴史
シャルトリューズ要塞(シャルトルーズの砦、Fort de la Chartreuse)はベルギーのリエージュ(Liege)にある要塞跡。
ベルギー建国前の1817年に、マース川沿い防衛ラインの一環としてオランダ軍によって建造された。3000人の兵士を収容できたという。
1830年の革命時にベルギーによって接収され、兵舎とされた。第一次および第二次世界大戦では、ドイツの刑務所として使われた。1944年から1945年の間は、アメリカ軍が第二十八米軍病院として利用していた。
1980年代には不使用状態となり、1998年にリエージュ市が取得、教育保護区とした。
レンガ造りの重厚な建物が残るが、落書き等が多く見られ、一部が荒れた状態となっている。
2014-09-16
2019-12-19