ルネッサンスビーチリゾート 概要・歴史
日本最東端のホテル
ルネッサンスビーチリゾートは千葉県銚子市にあったホテル。県道254号沿い、銚子電鉄外川駅近くに位置する。
元々は「黒潮ホテル」の名称で、建物は1969~1975年に建設されており、『千葉年鑑 昭和47年度版』(千葉新聞社、1971年)にも記載がある。
電話帳には1993~2002年に「ホテル黒潮」「黒潮ホテル」、2004~2006年に「ヒルトップ犬吠」、2006~2016年に「ルネッサンス・ビーチ・リゾート」として記載されている。
「日本最東端のホテル」を謳い、本州最東端の日の出と日の入り、そして太平洋を「280度」見渡せるパノラマビューを売りとしていた。またペット同伴可だった。
営業末期のレビューでは、「今まで泊まった宿泊施設でワースト」「最悪の宿」「二度と行きません」等と酷評されている。
2018(平成30)年3月19日に債権者により強制引渡が執行されており、この頃に閉業したらしい。
2019年7月時点で、駐車場入口にはバリケード等はないものの、建物は施錠され監視カメラが設置され管理されている。一部で錆が進み、屋上の柵が一部倒れているが、大規模な損壊等は確認できない。外壁にはうっすらと「HOTEL KUROSHIO」の文字跡が残っている。周辺には椅子や棚などの家具類やゴミなどが散乱している。また、県道沿いには看板がいくつかそのまま残されていた。
2020年9月までに外階段が倒壊し、全体に荒れた様子となっていた。
2021年に解体。
なお、類似名称のルネッサンスリゾートオキナワとは関係ない。
解体され現存していません
2015-01-09
2024-04-16