扉山荘 概要・歴史
朽ちた木造旅館
扉山荘は長野県小県郡長和町の宿泊施設。県道67号線松本和田線沿いに位置する。扉ホテルスカイハウスに隣接する。
2階建ての小規模宿泊施設で、1970年前後の開業と推測される。
「交通公社のポケットガイドNo.19 蓼科・霧ガ峰・清里」(日本交通公社、1988年8月改訂11版発行)では「山菜料理がうまいと評判」と紹介されている。
2012年時点で一階窓に損壊が見られ、複数のブログでも既に閉業している旨の言及がある。「展望風呂」「国定公園美ヶ原高原」「高原の旅館 扉山荘」の看板が残る。
電話帳には2017年まで記載があるが、1997年時点での記載住所が山荘の少し先にある駐車場とレストラン「和風レストラン扉」の番地と同じだったため、レストランと扉山荘、隣接する「扉ホテルスカイハウス」は同一経営で、山荘やホテルが閉業した後もそのままにしていたらしい。「和風レストラン扉」の公式サイトでも「扉山荘」の名称が併記されている。
2019年4月時点で現存し、損壊していた窓が取り除かれている。
なお、「和風レストラン扉」は松茸ご飯やキノコ汁などを提供していたらしいが、2019年から閉業となり、営業当時にあった自動販売機は撤去されトイレも閉鎖されている。ただし駐車場は現在も整備されていて使用できるらしい。
2015-10-22
2023-10-30