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「お札ふだの家」と呼ばれる物件は広島や東京など全国各地に存在するが、その中でも純粋に廃墟として一番有名なのが、この岡山県倉敷市にある「由加山ゆがさんお札の家」だ※1。かつてこの家では一家心中があり、それ以来ここでは怪奇現象が多発したという。それを抑えるために家の中に大量のお札が貼られたことから「お札の家」と呼ばれるようになった。昔ながらの日本家屋が荒れ放題になって山中の竹林にぽつりと鎮座しているさまは、まるで絵に描いたような心霊スポットの姿そのものであり、尋常じんじょうでない不気味さを漂わせている。