マウント劇場 概要・歴史
ゲストハウスとして再生
マウント劇場は静岡県御殿場市の映画館。
かつて複数の映画館・劇場で賑わった御殿場駅前の「劇場通り」位置し、他の施設が閉業した後も御殿場市唯一の映画館として残っていたが、2012年に閉館した。
2005年公開の映画「真夜中の弥次さん喜多さん」(宮藤官九郎監督)のロケにも用いられている。
映画館「マウント劇場」が閉業した後も、同じ建物内のパチンコ店「パチンコマウント」は現役営業していたが、2018年1月に閉業した。
劇場跡について、2014年時点で月50万円で貸しに出されているとの言及があり、ライブイベントやレコーディングスタジオとして利用されていたきたが定着せず、2020年にゲストハウスとして再生された。
2022年1月現在、劇場やパチンコ店の外観のまま、2階より上は「マンテンゲストハウス」というゲストハウスとバーに活用されている。
なお、劇場の横には3棟続きの居酒屋があり朽ちた味わいを醸している。
1軒目の「丸安」は既に閉業して時間が経っているらしく、扉に挟まった郵便物に蜘蛛の巣が張っている。2軒目の「松ちゃん」は、看板に電気が灯り、扉はボロボロながら新型コロナの張り紙が見られ、現在でも営業している。3軒目の「焼酎専科 新五月」は、近傍の同名店舗の移転前旧施設らしい。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2017-04-04
2022-01-09