トーントン州立病院 概要・歴史
トーントン州立病院(Taunton State Hospital)はアメリカ合衆国マサチューセッツ州トーントンにあった病院。
1854年に開院。当初はトーントン州立精神病院(State Lunatic Hospital at Taunton)として知られた。マサチューセッツ州で二番目の精神療養施設だった。
ほとんどの施設がBoyden & Ballの設計による新古典派様式で建てられている。また精神疾患の治療には自然光と空気循環が重要であるとするカークブライド・プランに沿って設計されている。施設は度重なる拡張を経て40を超える建物によって構成されていた。
カークブライドビルとして知られる主要部分は1975年に閉鎖され、その後荒廃した状態となった。
1994年にアメリカ合衆国国家歴史登録財に登録されたが、1999年に管理棟のドームが崩落、2006年に歴史的建築の大部分が火災により崩壊し、2009年に残部も解体された。
トーントン州立病院自体は現役施設である。
解体され現存していません
2021-04-21