東伊豆町奈良本熱川温泉の廃墟群 概要・歴史
温泉社宅らしい廃屋が並ぶ
静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本熱川温泉の廃墟群。細い通り沿いに幾つもの不使用施設が並んでいる。
通りに入ってすぐにある3階建ての集合住宅は、2022年1月時点で敷地内に草が茂っている。
その隣には2階建ての家屋が3軒並んでいるが、3軒とも蔦が窓の中まで入り込み、障子や窓が破れている。
隣接して、大量の木材が置かれている場所があり、建物解体跡か、崩壊した建物を整理した跡と見られる。この場所の前にはガレージがあり、ブラウン管テレビとモーターボートが放置されている。
更に隣には、コンクリート造り3階建ての建物があり、2018年1月時点で長年使用されている様子がなく、2022年1月時点で窓がところどころ割れ、特に後ろ側が蔦に飲み込まれている。また、入口らしき場所にビーチチェアが山積みにされている。
その奥には黄色っぽい壁の3階建て建物があり、屋上にはブルーシートがかけられているものの、居住されている様子は見られない。この建物には奥の道路から3階の通路へ階段が付けられている。また付近には移動式トイレが置かれ、白い屋根付きのやぐらのような木造建築が見られる。
複数ある集合住宅のいずれかは、付近にある熱川グリーンホテルの社員寮等であった可能性がある。
2022-01-14