たろう観光ホテル 概要・歴史
震災遺構として保存されたホテル
たろう観光ホテルは岩手県宮古市にあったホテル。
1986(昭和61)年に竣工。市民や観光客に愛される施設として営業していたが、2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災で高さ17mを超えるとも言われる津波の被害を受け、8階建ての建物の4階までが浸水、1・2階は柱を残して完全に破壊された。
津波遺構として保存されることになり、2014(平成26)年に宮古市が取得、2016(平成28)年3月までに被災した「ありのままの姿を残すこと」を目的とした保存整備工事を終えている。
外観を見学できるほか、防災意識の向上のために活動している「学ぶ防災」ガイドにも活用され、予約すれば有料でガイドを受け内部見学することができる。
元々のホテルの事業者は付近の高台に移転新築し、「渚亭 たろう庵」と名称を改めて2015(平成27)年4月に営業を再開している。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2024-01-11