この小さな診療所は明治時代に開業した貴重な廃墟です。小さな町の地域密着な病院だったそうです。中も廃墟によくある荒らされた形跡はなく、当時の雰囲気を維持しているように見えました。この廃墟でメインである蔵には医療に関する古い医療器具や薬品、明治の貴重な医学書がたく

傷痕は翼へと昇華する

今回で二度目になる中国地方への遠征。最初に訪れたのは、瀬戸内に残る小さな廃医院でした。

どもどもナナオでございます。今回の探検一軒目・・・瀬戸内の廃医院です。港町にある木造の廃医院大雨の中お邪魔して中に入ると・・・暗い晴れていれば天井窓からの光が入り、かなりイイらしいナナオは雨男・・・ではでは

リアルカラーですよ。今日は住居部ね。長いこと人の出入りがなく、薄ら埃が蓄積されていた。非リアルカラー廃墟なんて非現実的空間みたいなもんなんだからそれもアリでも、存在する以上は現実空間か。なーんて中身のないことを書いてみたり。どっちでもいいわ。人為的破壊ではなく

古い民家と狭い路地がひしめいている。そのなんとなく懐かしい街並みに溶け込むようにその廃医院はある。明治期に開業した木造二階建ての個人病院で、世代交代をしつつ1980年頃まで診察していた。2015年の「八画文化会館 ロマンチック廃病院」に取り上げられて話題となった。