天光山(お食事処赤い家)は広島県福山市の飲食店。国道2号線沿い、松永駅近くに位置する。 3階建ての....

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名称 天光山(お食事処赤い家)
住所 広島県福山市宮前町
種類 飲食店・ドライブイン
広島県の飲食店・ドライブイン
スコア
★★★★★ 35
現況 現存
評価 ■■
画像 photos 天光山(お食事処赤い家)の写真

天光山(お食事処赤い家) 概要・歴史

鶴が出迎える赤い食堂と傾いた「純喫茶」

天光山(お食事処赤い家)は広島県福山市の飲食店。国道2号線沿い、松永駅近くに位置する。

3階建ての中規模建物「天光山」と平屋建ての小規模建物「赤い家」が並んでいる。

開業時期不明ながら、少なくとも1989年から存在する。インターネットの書き込みによれば、70年代後半に同名の「豆腐料理店」がここにできた、とある。

「赤い家」は1989年時には「お食事処 いいとも」だったが、翌年より現在の名称となる。

閉業時期もはっきりしないが、住宅地図によれば2002年版より「天光山」側が空白となり、「赤い家」側は2015年まではあるもののそれ以降は空白となっている。「天光山」奥の建物は民家だが、、掲載されている名前が先述の書き込みで言及されているものと同名であることから、所有者宅と見られる。裏の住宅地側に開いたベランダには洗濯物が干されているため、現在も居住していると思われる(ただし、名義は途中で変更されている)。

3階建ての「天光山」2階は「喫茶・スナック 天光山」(一時「天光荘」になっているが誤植の可能性もあり)、1階は「天光山 再生センター」なる詳細不明の施設となっている(3階は住宅地図には一貫して掲載されていない)。

また現在2階部分に掲げられた看板には「美術&陶芸 純喫茶 天光山」と書かれており、「再生センター」は何らかの美術関係の施設だった可能性がある。先述の書き込みによれば所有者はポニーを飼育し(場所は不明)、「時代を先取りしすぎた」と評されているが詳細は不明である。

2019年11月現在、敷地前は特に封鎖されておらず、立入禁止の注意書きもない。

「赤い家」側は壁面・ガラス等の明瞭な破損は見られないが、壁面は何らかの宣伝物が剥がされた跡があり、店名のわかる看板も見られない。屋根の上には2話の鳥の模型が置かれている。形態からして鶴のつがいを表していると思われるが、風雨にさらされたためか表面はほぼ白く褪せてしまっている。

「天光山」側も壁面やガラスの破損は見られないが、正面の店名看板は左側が外れてしまい、庇部分に落ちてしまっている。看板下の庇はコケに覆われ、また隣接の自動車会社側の壁面はツタ状植物が繁茂している。

「赤い家」側の壁面には大きく「天光山」の文字が掲げられており、剥離は見られないが、文字の下は雨等によりシミができている。

天光山(お食事処赤い家) 画像

天光山(お食事処赤い家)(2019年11月)
天光山(お食事処赤い家)(2019年11月)
提供画像 転載禁止

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