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川崎球場。大洋、ロッテの本拠地として使われ、伝説のダブルヘッダー、10.19が開催されるなど、往年のプロ野球を語るにあたっては欠かせない"今は亡き"球場である。現在その後身は運動場として活用されていて、今でも当時を偲ばせる遺構が残っている。今回はその一部を紹介しよう。午前に降り始めた霧雨は、午後になるに連れ粒が大きくなり、霖の様相を呈していた。そんな中ではあったが、折角来たのだからと歩を進めた。川崎駅から20分ほど歩くと、やがて球技場が見えてくる。名称は富士通スタジアム川崎。この場所こそ、かつて川崎球場があったところだ。まず目につくのが、巨大な照明塔だ。川崎球場の遺構として最大のものは、3つ残る照明塔である。中でも1枚目のものは、当時敷地が狭かったから、この照明塔の真下がバスの駐車場になっていたらしい。現在も使用されている。往時は「日本一明るい照明」とも言われたほど。現存するのも頷けるね。