蓮田市根金の家 概要・歴史
屋根だけは立派な家
埼玉県蓮田市根金の家。国道122号線沿いの農地に位置する。
2階建て民家で、1981~1986年に建設されている。元々庭だったらしい部分も広く、建物規模も民家にしては大きく豪華な作りの建物である。
2012年時点で不使用となり相当年数が経過している様子で、2020年5月時点で、オレンジ色の瓦屋根だけはきちんと乗っているものの、なぜか壁はベニヤがむき出しで窓もなく、草木に覆われて朽ちた状態となっている。
屋根に比べて壁面の損壊状態が著しく進んでいるため、建築途中で放棄されそのまま劣化していったようにも見えるが、近隣住民の方によると、元々かなり立派な家だったが、完成前に持ち主が夜逃げしそのまま放棄され、実際に居住されたことはなかったという。
2023年8月時点で現存し、建物全体が育った木々に埋もれつつある。
2020-05-18
2024-04-23