箱根峠のコの字建物 概要・歴史
箱根峠の謎施設
箱根峠のコの字建物は静岡県田方郡函南町にある施設通称。国道1号線箱根峠の近くに位置する。
峠道の途中の建物があるとは思えない立地で、1988年11月~2002年10月に建設されている。
上から見ると「コ」の字の形の建物の他、ビニールハウスのような小規模な建物複数から構成されている。
観光農園的な施設にも見えるが、電話帳には個人名での記載があるため、住居または別荘だった可能性が高い。
不使用となった時期は不明だが、1997年〜2010年まで電話帳に記載があるため、2010年前後と推測される。少なくとも2013年時点で南側建物の屋根が大きく損壊している様子が空中写真から確認できる。2020年12月時点でこの建物は骨組みだけとなっており、温室のような施設だったらしい。
2022年8月時点で現存し、閉ざされた入口ゲート越しに敷地内に濃い藪が繁茂している様子が窺える。「監視カメラ作動中」のステッカーが設置されており、機械警備が導入され厳重に管理されている。
2022-02-28
2023-02-06