太平開天宮 概要・歴史
地震で倒壊、20年以上放置
太平開天宮は台湾台中市の山間部にある寺院。
1987年に建設が開始されたが、1999年9月21日の921大地震により大きな被害を受けた。寺院に至る道路も損壊し、山門は傾いたまま放置された。
地震後も台風などによりさらに風化が進み、倒壊や犯罪に利用される等の危険が指摘されているが、寺院当局は特に対策を取らず朽ちるままとしている。
2009年に10代の若者が死亡する事故が起きている。
2024年7月時点で現存し、山門入口はバリケードで封鎖されている。寺院内には参拝者用の宿舎などもあり、カセットテープや書籍が散乱している。
2024-07-10