ウエストン・ホテル 概要・歴史
重厚な戦後モダニズム建築
ウエストン・ホテルは長野県松本市の浅間温泉にあったホテル。
1964(昭和39)年に開業。開業当初は市内最大級の宿泊施設で、高度経済成長期には浅間温泉の主要ホテルとして賑わった。
本館は建築家・山本勝巳の設計による鉄筋コンクリート造地上6階建て5,500㎡の建物で、冷暖房完備の和洋客室41室、ロビー、和洋式宴会場、結婚式場、グリル等を備えた。ほかに木造2階建ての別館、ボーリング場などがあった。
「火曜サスペンス劇場」や「土曜ワイド劇場」などのロケが行われたことでも知られる。
2006年11月より休業、高齢者向け施設に転用される等の噂もあったが、実現しなかったらしい。
2024年現在も重厚な戦後モダニズム建築が残り、見学会などが催されているらしい。通電しており、厳重に管理されている。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2024-07-15