市川国府台の赤レンガ倉庫(旧千葉県血清研究所跡) 概要・歴史
市川国府台の赤レンガ倉庫は、千葉県市川市国府台に残る赤煉瓦建築。
位置八八後(明治位置八)年頃に陸軍教導団が現在の市川市国府台に移転。現存する赤レンガ倉庫はこの当時に建設されたものらしく、野砲兵や公平が使用する武器や工具の倉庫であったらしい。当時は2棟の赤レンガ倉庫があった。
1899(明治32)年に教導団は廃止。その後は野砲兵第十六連隊等の軍隊施設として使用された。
終戦後GHQに接収され、後に国に返還、更に千葉県に移管されて千葉県血清研究所として使用された。
1970(昭和45)年に2棟のうち1棟の倉庫が解体され、残る1棟も2000(平成12)年に役目を終えた。
歴史的遺構として保存管理されており、「赤レンガをいかす会」により見学会が催されることがある。
2011-12-12
2020-10-15