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◆日本赤十字社埼玉県支部旧社屋 ・・・・・明治38年築、比企郡嵐山町に移築された美しい木造洋館 11月下旬に観測史上という、早い時期での積もるほどの雪が降ってから、すっかり冬めいてきた最近の東京。その先週、あっという間に終わりそうな秋を満喫するため出掛けたのは、埼玉県比企郡の武蔵嵐山(嵐山町)だった。 武蔵嵐山とは聞きなれない地名だと思うが、池袋から東武東上線の急行に乗り、約1時間の場所にある、秩父山地東麓の町である。ちなみに武蔵嵐山という地名は、埼玉出身の林学博士・本多静六(1866~1952)がこの町にある渓谷が、京都の嵐山に匹敵する景勝地であるとし、昭和初期にこの地名を命名したことに由来するという。その後、駅名や町名に武蔵嵐山の名が付けられ、現在へと至っている。
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埼玉県比企郡嵐山(らんざん)町に、かつての日本赤十字社埼玉県支部社屋が保存されている。明治38年(1905)竣工。昭和58年に旧所在地の浦和市(現さいたま市)から移築されて現在に至る。埼玉県指定有形文化財。
http://www.ranhaku.com/web06/02seiji_gyosei/04_54.html
明治38年(1905)9月17日、日本赤十字社埼玉支部社屋として県庁の敷地(現さいたま市)に落成(建設経費12,000円) 昭和58年(1983)3月、嵐山町鎌形小学校(現嵐山幼稚園)敷地内に解体移築(総工費6,470万円) 平成6年(1994)3月16日、埼玉県指定文化財 平成19年(2007)には従来不明とされてきた設計者が法政大学の調査で判明しました。 設計者の山下啓次郎は、明治・大正期の建築家で、東京帝国大学工科大学(のち東京大学工学部)を卒業後、司法省に勤め、とくに監獄の設計で著名です。また、ジャズピアニスト山下洋輔氏の祖父でもあります。