ホテル・パラダイスアイネ 概要・歴史
ラブホ→喫茶店になるも再閉業
ホテル・パラダイスアイネは山形県酒田市にあったラブホテル。国道112号沿いに位置する。
2階建ての建物が複数並んだ物件で、1980年代頃の開業と推測される。
ヤシの木を模したようなオブジェや、建物の壁に描かれたカラフルなハチドリらしい鳥の絵など、「パラダイス」風の装飾が特徴的だった。
電話帳では1993、1999年は「かつら」として、1997、2000〜2011年は「パラダイスアイネ」として記載があり、2012年9月時点で入口がロープと脚立で封じられていることから、ホテルとしては2011〜2012年頃で閉業していたらしい。
その後、2013年4月までに、ホテル建物はそのままで喫茶店「Yu cafe」としてリニューアルオープンした。来店者によるブログによれば、メニューが豊富で5名以上から予約できるパーティールームや貸しスタジオ(ホテル建物を再利用したもの?)も提供していたらしい。
しかし2017年8月には敷地内に雑草が茂っており、この時期までに喫茶店も閉業した様子である。
2023年9月時点で緑が繁茂し、喫茶店時代に外壁を覆っていた木材が剥がれて「パラダイスアイネ」時代の白い壁が再び現れており、建物も汚れや剥離、破損が散見される。
なお、「パラダイスアイネ」時代の外壁には「Amenity Space」「Interactive Communication」「Network」「Experience」の単語があり、これらの頭文字を取って「AINE=アイネ」と呼ばせていたらしい。
2025-03-16