https://plaza.rakuten.co.jp/travelstory96/diary/201910280000/
まるで複線の廃線跡のような間隔で、ビームをなくしたコンクリート柱が立ち並んでいます。ここに残る遺構はこれら架線柱だけで、鉄道学園の建物や講習用の車体や機材などは一切残されていません。逆に、これらだけが放置されている光景から、民営化直前の混乱ぶりがうかがえます。国鉄民営化から30年…いまだ、撤去される気配はありません。
https://do-inaka.info/akita-shimohama-railway-school/
秋田県秋田市下浜羽川下野にある旧国鉄職員養成施設。建物はなく、実習用のレールに沿った電柱だけが確認できる状態となっている。
https://www7a.biglobe.ne.jp/~akitetu/lost/other/index.html
下浜郵便局の脇の小道を海岸に向かって降りて行くと、左手にそれは見えてきます。複線分のスペースに架線柱が整然と砂の中に並んでいる様子は、さながら映画「猿の惑星」のラストシーンを彷彿とさせるような異様な光景であり、とても衝撃的です。実はこの施設は、秋田鉄道管理局秋田鉄道学園の訓練施設です。鉄道学園とは、国鉄時代に各鉄道管理局に置かれた職員養成機関で、分割民営化の際に国鉄債務解消の一環として売却の対象となりました。しかし、閉鎖決定があまりにも唐突すぎたのか、全国各地で訓練施設や研修用車両などが放置され続け、現在でも残されている例があるようです。
https://x.com/oomatipalk/status/1858485697151377655?s=46&t=Ogj-508sJyvaF_3__D1rsg
羽越本線下浜駅近く秋田鉄道学園実習線跡砂に呑まれた架線柱は、さながら人類滅亡後の文明のようでした