ムーア陸軍飛行場 概要・歴史
ヴェトナム戦争戦死者の名を冠する唯一の陸軍飛行場
ムーア陸軍飛行場(Moore Army Airfield)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州フォートディーヴェンスにあった航空基地。
1926年に陸軍によりAyer(Camp Devens) Emergency Fieldとして建設された。第2次世界大戦中に海軍の補助航空施設となり、1946年に一旦閉鎖されるが、1948年に再開。1954年から1959年にかけてフォートデベンズAAFに改名された。
1976年頃に、ヴェトナム戦争で戦士したダグラス・ムーアにちなんで改称。ヴェトナム戦争戦死者の名を冠する唯一の陸軍飛行場だった。
1995年に閉鎖。
跡地は平日は自動車教習所、週末は自動車レースなどに利用されている。
航空写真からは、現在も施設屋根に基地名が書かれているのが分かる。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2022-01-25