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国道300号線旧道区間(聖トンネル周辺)(身延町)調査日:2016年4月8日国道300号線は、山梨県の富士吉田市と同県身延町を結んでいる国道で、「本栖みち」という愛称が付けられています。現在は全線に渡って2車線の幅が確保されており、途中にヘアピンカーブが連続する区間があることを除けば、走りやすい道です。しかし、その走りやすさは線形が改良された証拠でもあり、至るところに旧道が存在しています。今回は、その中でも道の駅「しもべ」周辺にある旧道区間を紹介します。左の地図の、赤いラインが国道300号です。右側が本栖湖方面、左側が身延方面となり、地図中にある道の駅が「しもべ」です。黄緑のラインは旧道となりますが、さらに旧旧道が存在しており、青いラインで示しています。それでは、現道からレポートしていきます。なお、基本的には左から右へ向かって進んでいきます。※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。現道は、車道2車線+片側に歩道という快適な道路となっています。交通量は数分に1度車が通る程度で、そこまで多いわけではありません。写真に写っている橋は、大境橋という名前が付いています。※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。大境橋を渡ると、トンネルまでの間に旧道と交差します。後ほど紹介するのは、左へ分岐する旧道ですが、では右側の旧道はどうなっているのかというと・・・。このように、土砂がてんこ盛りの状態で、探索する気になれませんでした。また、訪れた時には反対側の現道との分岐点には工事用の詰所が建設されており、それも立ち入りを難しくしていました。どうやら旧道は現在も何かの用途に使われているようです。※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。旧道と交差すると、現道は「聖トンネル」に入ります。身延側の坑口は非常にシンプルで、扁額も上部ではなく左側に小さいものが設置されているだけです。この小ささでは、車を運転していたら名前が読み取れないのではないでしょうか。なお、入ってすぐの側壁にプレートが埋め込まれており、詳細なスペックが記載されてます。竣工年月は1990(平成2)年10月、延長85mとなっています。余談ですが、私の生年月日と近いので、ほとんど私の「年齢=聖トンネルの年齢」ということになりますw聖トンネル内部です。先ほどのスペック通り、2車線幅+歩道完備という非常に走りやすいトンネルとなっています。というか、それ以外に見どころは特にありませんw※この画像はマウスを乗せると切り替わります(少々時間がかかる場合があります)。本栖湖側坑口です。こちらは、大きめの扁額が上部に設置されています。そういえば、このトンネルの名前の読み方、皆様はなんと読むと思いますか?もうすぐ読み方が分かります。ちなみに、特に難読という訳ではありません。聖トンネルを出ると、すぐに橋に差し掛かります。 銘板です。4枚設置されているうち、2枚は「新聖橋」「しんひじりはし」と橋名が書かれています。というわけで、トンネルも「ひじりとんねる」と読みます。 残り2枚は、それぞれ竣工年月と河川名となっています。聖トンネルが平成2年竣工だったのに対し、この新聖橋は平成4年の竣工と2年の差があります。つまり、現道が開通したのは、この橋が完成した平成4年以降ということになります。新聖橋を渡ると、左へカーブします。そのカーブの途中で、左側から旧道が合流してきました。合流地点を振り返ってみます。いかにもといった線形で合流しているのが分かります。それでは、続いて旧道と旧旧道のレポートをしていきます。2ページ目へ 戻るPowered by FC2ホームページPowered byFC2携帯変換閉じる