馬淵生活館(馬渕生活館) 概要・歴史
一時保護施設が実質市営住宅に
大阪市立馬淵生活館(おおさかしりつまぶちせいかつかん)は大阪市浪速区にあった宿泊施設。「馬渕生活館」という表記も見られる。
1957(昭和32)年2月21日に浪速区馬渕町のスラムで発生した火災により焼け出された人々の保護施設として、1962(昭和37)年12月に開設された。地上5階建ての鉄筋コンクリート建築である。
あくまで一時的な受け入れ施設であり、行政上は住宅ではなかったが、多くの人々が何十年も長期滞在し、実質的には市営住宅として機能していた。
2010(平成22)年3月31日に閉鎖。最盛期には1000人を超えていた入居者も、閉鎖直線には77人にまで減少していた。
高いバリケードが設置されいたにも関わらず、閉鎖後はやや荒れた状態となっていた。2018(平成30)年3月から8月にかけて解体された。
跡地には南海電気鉄道がゲストハウス棟とオフィス棟を建設する予定だという。
解体され現存していません
2014-09-14
2022-11-22