ぺんぎん村 概要・歴史
バリケード、外塀まで落書きだらけだった
ぺんぎん村は大阪府泉南郡岬町にあったラブホテル(モーテル)。府道65号線沿い、道の駅とっとパーク小島近くに位置する。
10棟ほどのコテージが並ぶ施設で、建物そのものは1975年当時から確認でき、1970年前後の開設と推測される。
ただし「ぺんぎん村」の名称の由来となっている鳥山明の漫画作品「Dr.スランプ」が連載されるのは1980~1984年のため、元々は別の名称で、1980年代以降に「ぺんぎん村」に改称されたらしい。「Dr.スランプ」の人気によって、当時は「ぺんぎん村」と称される施設が全国に数多く見られた。
閉業時期不詳ながら、2013年頃には廃墟としての言及が見られる。2000年代には営業していたらしい情報が見られるため、2010年前後の閉業と推測される。
2014年12月時点では「ぺんぎん村」のゲートが残り、簡単なロープで封鎖されているだけだったが、2017年8月までにフェンスが設置されている。
2018年10月時点で外壁に大規模な落書きが見られ、頑強なバリケードと鉄条網が設置され管理されているが、敷地内には物品が散乱しやや荒れた様子が窺える。
その後2020年頃にサバイバルゲームフィールドとして利用され、2021年9月からは大幅に改装された上でコテージとして現役利用されている。
改装・転用・リニューアルされています
2014-04-25
2023-03-27