越前きらくや 概要・歴史
敦賀湾を望む
越前きらくやは福井県敦賀市のホテル。河野海岸有料道路(福井県道204号大谷杉津線)沿いに大比田海水浴場前に位置する。「K屋」等として紹介されていることもある。
開業時期不詳だが、1970年代後半から1980年代前半の開業と見られる。
敦賀湾を望む6階建て全20室の中規模旅館施設で、レストラン、バー、喫茶、宴会場などを備えていた。料金は8,400円程度だった。
電話帳には1993〜2005年まで「越前グランドホテル」、2006年に「越前きらくや」、2007年に「越前グランドホテルきらくや」として記載がある。2006~2007年に改称した後、閉業したらしいが、「2000年以前に閉業していた」との言及も見られる。
2009年頃には廃墟としての言及があり、ガラスが損壊しやや荒れた状態となっている。
敷地内には平屋建ての小規模店舗跡もあり、「海産物干物センター」「越前そば」「立喰いそば」の看板が残っている。
2019年11月時点で現存し、敷地内に雑草が茂り、壁面には経年劣化による汚れが目立つが、大規模な損壊等は確認できない。
海岸に建つ同建物は周辺ではかなり目立つ存在だが、不使用状態のまま年月が経っている。
なお、道路を隔てて駐在所が隣接している。
2014-09-13
2022-06-19