風がはこんだ物語 概要・歴史
「シティ感覚の一戸建て ペンション風ロッヂ」
風がはこんだ物語は静岡県御殿場市のラブホテル。国道138号線箱根裏街道から脇道に入ったところに位置する。
1970年頃に開業。
全10室程度のコテージタイプのラブホテルで、フロント棟は管理者住居を兼ねていたらしい。
閉業時期不詳ながら、1993年〜2009年まで電話帳に記載が見られるため、2009年前後と推測される。少なくとも2008年時点では使用されており、2011年時点で廃館との言及がある。2015年時点で荒れた状態となっていたらしい。
「かつて殺人事件があり、殺された女性の霊が出る」等の心霊的な噂もあるが、根も葉もない都市伝説に過ぎない。
2019年時点で敷地内に草木が生い茂り、朽ちた状態となっている。また、国道138号線沿いに看板が残り、「HOTEL風がはこんだ物語 この先200m」「シティ感覚の一戸建て ペンション風ロッヂ」の文字が読み取れる。
2022年2月時点で現存し、敷地内の藪が冬季でもかなり深くなっている。フロント棟は玄関が開け放たれ、宿泊棟は全部の建物で窓が枠ごと外され、風化が進んでいる。また、悪戯なのか、ハンガーにかけられたTシャツが複数、木の枝に引っかかっている。
2016-10-30
2023-03-03