陸前高田ユースホステル 概要・歴史
防波堤となり「奇跡の一本松」を守った
陸前高田ユースホステルは岩手県陸前高田市にあったユースホステル。景勝地であった高田松原の中に立地する。
1969年に開所。
2010年4月に休館した後、2011年3月11日に東日本大震災による津波に襲われ全壊した。
この建物が防波堤代わりとなり、高田松原で唯一倒されず残った松の木が「奇跡の一本松」と呼ばれ、復興のシンボルとなった。なお、「奇跡の一本松」は2012年に枯死したが、モニュメントとして保存整備されている。
陸前高田ユースホステルも震災遺構として保存され、「高田松原津波復興祈念公園」の一部として管理されている。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2024-01-12