http://yamaiga.com/koneta/koneta_66.html
国道113号線はこれまでも数度紹介してきた。 例えば、宇津峠旧道や旧旧道、それに 八ツ口の旧道などだ。 また、アクシデントによりレポ化できない状況にある“片洞門”は、 この国道に数ある旧道の白眉といって良い名勝である。 今回紹介する小さな小さな旧道
http://ht990.zouri.jp/kurimatu.htm
栗松沢橋(小国町)国道113号飯豊-小国間の路傍に埋もれた小橋である。113号の線形小変更の際にうち捨てられたものと思われ、小国側からは進入できるが、飯豊側は行き止まりになっている。現道より一段高くなっており、名称も現橋と若干異なる。右は国道113号栗松橋旧橋
https://i-michishirube.net/nr113_kurimatsusawa_bridge/
栗松沢橋。この名前を聞いて、「ああ、あそこか」と思われる人は少ないだろう。実は私もつい先日まではこの名前を知ることはなく、仮に耳にしたとしても「どこ?それ」と言う感じだったのだ。この橋の発見のきっかけは、本当に偶然だった。2019年の11月3日。紅葉狩りで山形県小国町を訪れていた私は、綱取橋や子子見片洞門、弁当沢トンネル旧道で紅葉を満喫した後、宇津トンネルに向かった。そこでもトンネル付近の秋の風景、紅葉の宇津トンネル、宇津大明神などををひとしきり撮影して帰路についたのだが、その途中で偶然この橋を発見したのだった。