旧鳥羽小学校校舎 概要・歴史
旧鳥羽小学校校舎は三重県鳥羽市の学校旧施設。
鳥羽小学校は1873(明治6)年に大里学校として開校。
1883(明治16)年に鳥羽学校に改称、1887(明治20)年に鳥羽尋常小学校に改称。1890(明治23)年、校舎3棟を改築・落成。
1894(明治27)年、錦町(現・鳥羽三丁目)に新校舎が落成し移転。
1929(昭和4)年9月、鳥羽城跡に建設された新校舎へ移転。これが現在も残る旧鳥羽小学校校舎である。
E字形平面の鉄筋コンクリート造3階建で、表面はモルタル仕上げとする。中央部分など随所にアールデコ風の意匠が施されている。戦前の近代建築として文化遺産に指定され、管理されている。
鳥羽小学校は2008(平成20)年12月までに完成した堅神町の新校舎へと移転しており、現役の小学校である。
2017-11-06
2020-08-26