パロネラ・パーク (Paronella park) 概要・歴史
廃墟風庭園
パロネラ・パーク (Paronella park) はオーストラリアのクイーンズランド州にある観光施設。ケアンズ市街から南へ車で約90分の場所に位置する。
1930年代にスペイン人移民ホゼ・パロネラによって建設された。敷地内の滝を利用した水力発電設備が作られ、クイーンズランド州北部初の水力発電となった。
土石流や洪水による被害があり、また1977年に一家がこの地を手離した後にもサイクロン被害や火災といった災害が重なって、一度は完全に廃墟になった。
1993年に現在のオーナーであるエヴァンズ夫妻によって買収された後は、その遺跡風の外観を生かして庭園内ガイドツアーなどのアトラクションを中心に観光地として再出発している。
廃墟風ではあるが廃墟ではない。
一部で「天空の城ラピュタ」のモデル地であるという宣伝が為されているが事実無根である。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2018-04-24
2024-04-24