万世橋船着場 概要・歴史
秋葉原の謎遺構
万世橋船着場は東京都千代田区にある遺構。秋葉原駅電気街口を出てすぐに位置する。
万世橋は神田川にかかり、1930(昭和5)年に関東大震災からの復興事業の一環として建造された鉄筋コンクリート造の橋梁である。
万世橋船着場は橋の下流側二箇所にあり、一つは橋の北東側、階段を下った先に小さなスペース、さらに橋の下に向かうような鉄扉が見られる。もう一つは南東側の公衆トイレましたに位置し、同じように小さなスペースと小部屋がある。
両者とも橋の建造と共に設置されたらしいが、小部屋の用途が国土交通省にも不明で、トイレや水位計の設置場所、地下鉄建設時の機械室など諸説ある。
2021-08-27
2024-01-13