https://ameblo.jp/ma9686/entry-12327454604.html
第二次世界大戦末期、日本陸軍が特殊任務を遂行するため、潜水輸送艇を建造し、現下田市 大浦湾・鍋田に暁部隊の中の七里部隊の2隻がいた。8月13日にその潜水艇八号艇一隻がグラマン機により爆沈正式名称を陸軍潜航輸送艇、秘匿名称を「まるゆ」と呼ばれた、陸軍のための潜水艦があった。当時の陸軍が、航空に次ぐ優先順位で総力を挙げ建造に取り組んだ「決戦兵器」で、民間のボイラー工場や鉄工所等で建造され、昭和18年12月に一号艇が完成、以後終戦までに40隻が就役し、さらに10隻が建造中であったと云われている。武器は前部上甲板に搭載された戦車砲の改造型のみで、食糧・弾薬・医薬品等の物資輸送を任務とした。