ホテル夕月(下野市) 概要・歴史
30棟以上のコテージが藪埋没
ホテル夕月は栃木県下野市にあったホテル。
1970年前後に開業したコテージタイプのホテルで、道路を挟んで3つに分かれていた区画のうち、主となる部分だけで10棟以上のコテージが向き方向などに秩序なく並んでいた。これらの区画すべてが「ホテル夕月」であったかははっきりしないが、一つの施設だとすると合計で30棟以上のコテージから構成される大型施設だったことになる。
西洋の城を模したようなデザインの塀や建物が見られるが、ほとんどの建物が平屋建てコテージで、一部に2階建ての城風建築が混ざっていた。
電話帳には2004年まで記載があり、2004年頃の閉業と推測される。
2010年頃には敷地内に緑が目立ち始め、2013年時点で県道沿いの入口がバリケードで塞がれているが、その向こうもまったくの藪になっている。
2021年時点で空中写真では一部のコテージ屋根しか確認できないほどになっている。
2022年10月時点で城風の意匠をなんとか込めた薄いブロック塀、道路に近い建物は確認できるが、敷地内は濃い藪に沈んでいる。
2024年1月時点で北側敷地の刈払いが行われ、コテージがよく見えるようになっている。2024年3月までに区画③はほぼ解体され、今後区画➀➁も撤去されるという。
2024年12月時点で現存するが、売り物件の掲示が設置され管理されている。
2022-07-22
2024-12-27