ペンションいこいの森 概要・歴史
「ペンションぬのぜん」から「ペンションいこいの森」に
ペンションいこいの森は大分県由布市にあった宿泊施設。県道216号やまなみハイウェイ沿いに位置する。
開業時期不明ながら、1975年5月の空中写真で整地中の様子が映っているため、1970年代後半頃の開業と推測さdれる。
電話帳では1993年は「ペンションぬのぜん」として、1997〜1999年は「ペンションいこいの森」として記載があり、1999年頃に閉業したらしい。
かつてはやまなみハイウェイ沿いに大きな建物があり、後方の森に10棟ほどのロッジらしい建物や露天風呂、さらに遊歩道を備える大規模なペンションだった。
やまなみハイウェイ沿いの建物は2014~2016年に解体され、2023年1月現在は柵に覆われた広い敷地内にわずかにロッジと露天風呂、燃料保管施設等が4軒残っているだけとなっている。
残された1棟のロッジは特に損壊もなく施錠されており、建物前の板張りや手すりは朽ちかけている。建物横には簡易トイレが設置されている。
また男湯の露天風呂と温泉関連らしい施設が見られ、露天風呂は更衣室と湯船が残されており、閉業後に塀等を撤去していたのか、外からかなり丸見えな状態となっている。
他にゴミ箱、柵、外灯など、直接の関係は不明ながら丸太の山などが残されている。
なお、この跡地は近くグランピング施設として利用されるらしく、工事予定の看板があり、敷地の隅でボーリングが行われている。
2023-01-08