廃船ワールド・ディスカバー号 概要・歴史
座礁した極地クルーズ船
ワールド・ディスカバー号(MS World Discoverer)は、極地クルーズに用いられていた客船。
1974年に建造され、何度かオーナーや名称が変わった。二重船側構造を備え、南極への氷山クルーズなどに用いられた。
2000年4月30日に、ソロモン諸島のフロリダ諸島ンゲラスレ島付近で座礁した。乗客は無事退避したが、船体が傾いてきたため、船はロデリック湾に入れられ、そのまま放棄された。
2018年11月時点で現存し、巨大な船体が衛星写真からでも確認できる。
2021-03-10