ラブホテル・パール(鹿沼市) 概要・歴史
近藤真彦のステッカーが貼られていた
ラブホテル・パール(PEARL)は、栃木県鹿沼市亀和田町のラブホテル跡。国道293号線例幣使街道(れいへいしかいどう)沿い、思川河岸近くに位置する。「ホテルP」等として紹介されていることもある。
1970年代末頃に開業。
コテージタイプの施設で、敷地内の周回道路の周りに戸建てルームが並ぶ形だった。料金は全日フリータイム3,900円であった。ガラス張りのベッドルームや金色のバスルーム、鏡張りの回転ベッド、裸婦の絵、鶴と松の絵などがあった。
1993年〜2000年まで電話帳に記載があるため、2000年頃の閉業と見られる。
2010年時点で草木が茂り、既に閉業後相当年数を経ている。フロント棟には「ホテルポイナー」という落書きがあり、近藤真彦のステッカーが貼られていた。
2017年頃に近隣林地が切り開かれて太陽光発電設備が設置された。
2019年1月現在、濃い藪に覆われ、冬季であっても接近困難となっている。給水塔跡やコテージの屋根、入り口近くのフロント棟などが公道上からかろうじて確認できる。フロント棟の「フロント」の看板が外れかけている。
また、隣接して1970年代よりパチンコ店があり、閉業後の廃墟状態を経て2010年までに廃棄物置場に転用された。転用後もパチンコ店そのままの真っ赤な建物、「ZETT SLOT」の看板が残っていたが、2018年までに撤去された。
2020年2月に解体確認。
解体され現存していません
2012-01-03
2022-02-19