リー・プラザ(Lee Plaza) 概要・歴史
デトロイトの廃アパート
リー・プラザ(Lee Plaza , Lee Plaza Hotel , Lee Plaza Apartments)は、アメリカ合衆国ミシガン州デトロイトにあった高層アパート。
1928年に建設された16階建てのアールデコ調建築で、当初はホテル設備を備えた高級アパートメントとして用いられていた。
デトロイトの開発業者ラルフ・リーが建設したが、1929年に開業するとすぐにデトロイト投資会社に売却されたが、同社は大恐慌により財政問題を抱えていたため、ラルフ・リーの関係者らの所有に移った。1935年までにラルフ・リーとリープラザは破産し、1943年まで所有権を巡って法廷で争われている。
高級アパートメントの人気が衰えたことからホテルとして運営されるようになり、1968年に高齢者向け複合施設に転用された。
1980年代に住民が現象、1997年に閉鎖された。
その後荒らされ落書きなどがされているが、1981年11月にアメリカ合衆国国家歴史登録財に登録されており、封鎖され管理されている。
2014-10-01
2024-08-16