バックナービル（Buckner Building）は、アメリカ合衆国アラスカ州ウィッター（Whittier）にある巨大軍施設。

1953年に完成した6階建て、長さ100フィート、幅15～150フィート、部屋数1,000以上のアラスカ最大のビルで、建物内に病院やボーリング場、映画館、ジム、プールや商店までがあった。

1964年9月3月27日のアラスカ地震で被害を受け、1966年から軍は撤退した。1972年に民間に買収されたが、使用されることなく放置された

アスベスト被害の可能性、町の出入り口がトンネル一つしかないため瓦礫の運搬が困難である、などの理由により解体が見送られている。

建物の強度に問題がある上、春先には熊がいる場合もあるにも関わらず、地元の子供や廃墟ファンによる探索が後を立たない。