2012年3月25日 文明の利器「石鎚ロープウェイ」（昭和43年開通）と「石鎚・面河ライン」（昭和45年開通） の新たな出現がマイカーブームとの相乗効果で河口、虎杖、今宮集落、黒川集落を廃村 に至らしめ、修験道の重みをも取り去る事になる。これは何も修験

石鎚山への登山道／石鎚神社（成就社）への登拝道沿いの廃村 今宮に残る旅館の 廃屋です。 以外に参拝する方法はなく，加茂川沿いの小集落 河口(Kouguchi)と成就 社の間には，二本の登拝道（今宮道・黒川道）があり，山間にはそれぞれ今宮（Imamiya ）

石鎚山への登山道／石鎚神社（成就社）への登拝道沿いの廃村 今宮に残る旅館の 廃屋です。 以外に参拝する方法はなく，加茂川沿いの小集落 河口(Kouguchi)と成就 社の間には，二本の登拝道（今宮道・黒川道）があり，山間にはそれぞれ今宮（Imamiya ）

さて、今回はその「用記」を携えて、河口から旧来の今宮道を辿り、成就社に感謝の お参りをしてから黒川道を下るという”お礼参り” しかし、双方の集落とも廃村となり 深い山林の中に埋もれてしまった今、昔日の賑わいを想像することはもはやできません 。

長年自動車道無しだった今宮集落、ようやく車で往き来できるように自動車道が付いた 時には『廃村』状態ではいったい何のための自動車道かと訊きたくなる。この今宮の集落 のなかで1回目の休憩。休憩を終え歩き始め、今宮集落を抜け切ったところに『今宮の

◆今宮（いまみや）※この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「石鎚山」（昭和22.3）を使用したものである所在:西条市中奥（なかおく）丁字今宮地形図:石鎚山/瓶ヶ森形態:山中の斜面に家屋が多数集まる標高:約550～650m訪問:2008年8月・201

更新日時2013年07月16日神岡鉱山茂住坑は亜鉛や鉛などを産出していた。その鉱石運搬用に猪谷駅から軽便鉄道（神岡軌道）が延びていたが、1966年に開業した国鉄神岡線による輸送に切り替えられ、翌年廃止された。なお、神岡鉱山の採掘は2001年に中止されている。飛

石鎚登山ロープウエイ(1968年完成)や石鎚スカイライン(1970年完成)が開通するまで、石鎚山へ行くには何時間もかけ徒歩で行くしか他に手段はなかった。藩政時代から「石鎚山への表参道」と親しまれた道は、西条藩の今宮道、小松藩管轄の小松側から登る黒川道と大きく分けて二つあった。当時は互いに切磋琢磨しながら発展していき、登山道脇に多いときでそれぞれの集落に20軒程の季節宿があり、お山開き期間中は寝る時間もないくらい忙しく働き、大変な賑わいをみせたという。