笹神ケイマンゴルフパーク 概要・歴史
門扉管理を巡って係争中?
笹神ケイマンゴルフパークは、新潟県阿賀野市にあるゴルフ場跡。
新潟ロシア村と隣接しており、同一資本による施設である。
1990(平成2)年オープン。
通常のゴルフボールに対し半分の重量で飛距離も半分となるケイマンボールを利用した「ケイマンゴルフ」のゴルフ場だった。
2000(平成12)年5月頃に閉業。同年12月に当時の社長が同時期にゴルフ場駐車場で自殺しているのが見つかっている。
閉業後競売にかけられたが入札がなく、2005(平成17)年に再び競売に出された。
2017(平成29)年、跡地に太陽光発電設備を建設する計画が発表される。2017(平成29)年8月着工、2019(平成31)年6月下旬に竣工予定とのことである。
少なくとも2016(平成28)年まで二階建てのクラブハウスが朽ち果てた状態で残っていたが、2017(平成29)年11月までに解体されている。
2019(令和元)年5月時点で、敷地入り口にゲートが設置されており管理されている。
なお、このゲート門扉に複数当事者による張り紙があり、権利関係やゲートの管理について見解に齟齬が生じている様子である。
門扉所有者で管理を行っているN工業が元々の鍵を新しい鍵に付け替え、「土地はE通商のものでも門扉はN工業のもの」と主張する一方、S株式会社の名前で「元の鍵に戻して欲しい、そのことは(土地所有者の)E通商も承諾している」旨の張り紙が2019年4月26日付で設置されている。
2020(令和2)年6月時点の空中写真から確認する限り、敷地内で大規模な造成工事が行われており、最終処分場として用いられる様子である。
2011-10-10
2022-08-09