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脇岬の、野母崎マリンランド跡。今はもう廃墟。長崎の人は、子供のころに一度は行くところだった。
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注意:ここは、ついに閉鎖してしまったようです。残念よその人にはあまり知られていない長崎の南国野母崎。温暖な気候で、南国特有のカラフルな花々が咲き乱れるこの半島の代表的なスポットは、亜熱帯植物園。大規模なリニュ-アル工事のおかげで、なかなかの賑わいをみせる植物園のそばに、ひっそりと奥ゆかしく佇んでいる、それがここ野母崎マリンランドです。水族館を思わせるネーミングではありますが、魚一匹いるわけではありません。ここにあるのは貝殻のみ。約2万個、8千種。蒲郡ファンタジーランドのような華やかさを望むのは酷というものですが、その素朴さと味わい深い展示に心ひかれるファンも多数(?)いると聞きます。もうすぐ閉館するとの情報を手に、300円の入場料を払って中へ。かなりのお爺さん(館長?創設者?)がもぎってくれた半券を手にいざ見学!写真は販売されている渋~いハガキセットより引用したものと撮影したものを混ぜて掲載しています。 もうすぐ閉館なので、すべてにおいて太っ腹、という噂は本当のようです。かつては撮影禁止だったようですが。まず2階へ。ガラスケースの中に地味な貝が整然と並べられた第1展示室。説明はこの一文で始まります。”収集は知らぬ人がみれば狂気の沙汰である”この展示室にあるものは、素人目にはつまらないモノだろうけどコレクターにしてみれば喉から手が出るほど~の内容とのことです。 結構地味な滑り出しに少々落胆しかけたところ~~~出ました~~部屋毎に異なるどこかスペーシーな展示の数々。このセンス、尋常ではありません。窓からは紺碧の海、館内は昭和40年代の様相。静かでの~んびりした空気。溢れる貝への愛情。コレクタ-魂。壁の文字のひとつひとつも貝殻モザイク製でした。 微笑ましい気分に浸りつつ、売店へ。ホコリをかぶり時代の止まった貝殻商品の数々・・・500円→300円・・・あ、全部値下げされているようです~。プラスチックの置き物(中に貝の海中世界がつくられている)を手にし、これ下さい、と言うと、”え!?(本当に買うの???という感じで)と返ってきました。あと、野母崎全体を撮ったハガキセットは、あまりのカスハガぶりに感動してつい購入してしまいました。↓ 買い物、全部で2000円くらいのハズなのに1500円と言われました。細かい飾り(200円)などはニコニコとタダでくれる始末。うれしい。今のところ正確な閉館時が決まっているわけではないけれど、そのうち・・・とのことです。残念。隣にあるホテル&レストラン(かなり古い。ここやってるの?という感じ)で昼食。のどかな雰囲気の中、和定食を・・・え?これ美味!。こんなに新鮮でおいしい刺身、そうそう料亭でも味わえないでしょう。ホテルのフロントにはGメン75の面々(1977野母崎、としてある)を始め、数々の芸能人のサインがあります。どれも10~20年前。閉館、と聞くとなんとも切ない気分になって買い物してしまうこと請け合いです。急げ!(1998年11月)(注意:閉鎖しました)
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野母崎マリンランド・マリン会館所在地:長崎市野母崎町建築主:野母崎町漁業協同組合用途:宿泊施設構造・規模:SRC造 地上4階延床面積:2,432.55㎡設計:施工:大長崎建設(株)竣工: 1974年LOADING...