彰化扇形庫 概要・歴史
彰化扇形庫(しょうかせんけいこ)は台湾彰化県彰化市にある扇形庫。
転車台を中心に12本の車庫線が放射状に配置され、半円形弧状の車庫に連なる施設で、日本統治時代の1922(大正11)年に建設された。
元々台湾には彰化と台北・新竹・高雄港・嘉義の5箇所に扇形庫があったが、彰化を除く他の4箇所は1994年までに解体され、本施設も1995年に撤去予定だった。地元民や鉄道ファン達の熱心な保存運動により残されることになり、現在も車庫として利用されている。廃施設ではない。
2019年12月に日本の豊後森機関庫と姉妹提携を締結している。
決まった時間で見学することもできる。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2014-09-14
2022-08-02