鵜沼駅のほど近くにあった廃紡績工場。敷地自体はかなり広い工場だった。ところで先日木曽川の対岸から見たら、それらしき姿を確認できなかった。おそらく取り壊されたのだろう。なので追悼企画というか、そんな感じで公開することにする。

都築紡績鵜沼工場2418億円2900万円の負債を抱えて、2003年11月に倒産した紡績会社（1908年創業）の超巨大廃工場です。この工場自体は、1995年頃に閉鎖になりました。あまりに広大すぎてかえって撮影しづらかった物件でした。残念ながら解体され、2007年

T紡績鵜沼工場 各部屋はこんな感じ。こじんまりした二段ベッドが並ぶ。 廃墟というものは油断できない。 工場の周りを回ったが、入る所なさそうだ。 まあいいや。 正門左の建物はドア 開きっ放し。

(岐阜県各務原市鵜沼山崎町 2004年6月12日)　木曽川の右岸に閉鎖された工場がある。昭和31年(1956)に操業を開始した紡績工場であるが、平成7年に閉鎖され、平成15年に会社更生法が適用された。隣接する木曽川別荘跡は後藤毛織製作所(東京毛織)の創業者である後藤恕作が昭和3年(1928)に築造した別荘であり、昭和7年(1932)世界恐慌による経営不振により手放し、その後米軍専用遊興クラブに利用された後、都築紡績によって管理されたが、倒産後は別荘母屋が近隣商業施設に移築した以外は取り壊され更地となった。