一関から清水原にまたがるエリアには、旧線の遺構がいくらか残っている。代表的遺構の1つ、有壁トンネルの全景を正面から捉える。こちらは宮城県側。浸水していて近づけない。アップで見た有壁トンネル。かなり小さそうな印象を受ける。

東北本線旧線区間（清水原～一ノ関）◆2014年3月2日（日）撮影この区間は1890（明治23）年に、東北本線の前身である「日本鉄道線」として開通しました。しかし、有壁隧道を頂点とする峠越えは、最大傾斜16.7パーミルという当時の非力な蒸気機関車としては急勾配と

東北本線の前身「日本鉄道線」時代の隧道である有壁隧道は、大正13年には、大沢田トンネルを経由するルートに切り替えられた。以来、有壁隧道は、現在線とは最大で2kmほども離れた山中に、その痕跡をとどめている。廃止後、今年で81年目（築115年!）となる隧道だが、我

没ネタ№１ 東北本線旧線 有壁隧道 鉄道廃線跡を歩く」を手に入れて、初めて廃線踏査をしようと思い立ち、ＢＡＫＵを連れだって岩手県一関市に出かけたのはもう３年以上前のこと。廃線跡とは一体 さて我々は、車に乗り込み一路清水原駅へと向かった。

廃線探索シリーズ宮城・岩手編東北線、大沢田隧道を探せ!!2012年3月19日（日）大沢田隧道へ侵入せよ!!2010年5月以来、2年振りの再訪となった2012年の春。前年の春は震災の影響で、それどころではなかったという訳だ。ビアンテが泥で汚れているのは、ここに来