ドライブインかどや 概要・歴史
美しく朽ち果てた湖畔のドライブイン
ドライブインかどやは北海道虻田郡洞爺湖町のドライブイン。国道230号線沿いに位置し、レストハウス洞爺に隣接している。「ドライブインか○や」「湖畔のドライブイン」等として紹介されていることもある。
1967~1974年に開業。
平屋建てのドライブインで、V字型の建物、赤と白のストライプの屋根、正面入り口上に設置された半円を組み合わせたようなモニュメントが特徴的である。中央部分の階段から地階に降りることもできた。
少なくとも1995年頃までは営業していたが、2000年の電話帳には記載がないため、1990年代後半頃の閉業と推測される。2006年頃には廃墟としての言及が見られる。
洞爺湖温泉のホテルの売店を運営するオーナーが経営していたが、現在はオホーツク観光(株)が建物を所有しているらしい。なお、同社は知床さいはて市場も運営していたが、2017年11月のドライブイン事業より撤退している。
当初は「DRIVE IN」という看板がモニュメント上にあったが2012年までに崩落または撤去、「かどや」の文字も剥がれ落ちている。
2021年8月時点で建物は現存し、かなり朽ちた状態となっている。周辺に草木が繁茂し夏期は道路上から建物の存在が視認できないほどである。
2014-10-16
2023-12-03