ホテル雷電(ホテル八一) 概要・歴史
遂に解体された雷電温泉
ホテル雷電(ホテル八一、やいち)は北海道岩内郡岩内町にある雷電温泉のホテル。国道229号線沿いに位置する。「ホテルR」等として紹介されていることもある。
1963(昭和38)年に雷電温泉として開業。ホテル層雲と同じ系列だったらしい。
鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て、全50室、収容人員150名、大宴会場や会議室や大浴場、貸切風呂などを備え、最上階に展望台、スカイバス、スナック、バーがあった。同所付近は断崖絶壁の難所で、長らく陸の孤島さながらの隔絶された土地だったが、雷電国道の開通によって新たな観光地として開かれたところだった。
1989(平成元)年12月13日放送の「さすらい刑事旅情編II 第10話」等のロケ地になっている。
2007(平成19)年5月に一旦閉館するも、2010(平成22)年にホテル八一としてリニューアルオープン。ホテル八一はホテル雷電の本館の1、2階のみの縮小経営だったらしい。
2012(平成24)年8月に再度閉館となった。
敷地内には2階建ての雷電食堂もあり、2014(平成26)年時点で天井が落ち、かなり朽ちた状態となっている。本館建物自体も外壁に剥落の目立つ様相となり、また高台に経つ別館のようなホテル観光かとうも壁が剥落し崩壊が進んでいた。
2021年初頭に主たる部分は解体されたが、低層部分については2023年10月時点の空中写真でも確認できる。
解体され現存していません
2014-10-19
2024-04-06