湯泉望(大丸観光センター) 概要・歴史
生そば、温泉、お座敷休憩
湯泉望(とうせんぼう)は栃木県那須郡那須町のドライブイン・温泉施設。県道17号線沿い、那須岳ロープウェイ手前のボルケーノハイウェイ山頂近く、大丸温泉駐車場に隣接している。
1963~1969年に開業。斜面に沿って木造2階建てほどの建物が横長に伸びる形で、大丸観光センターと一体的に運営されていた。
湯は無色透明、内湯の大浴場のほか、気泡風呂や岩風呂の露天風呂を備え、入浴料は750円だった。また休憩室や食堂、売店があり、手打ちそばの体験道場でそば打ち体験もできた。
閉業時期不詳ながら、2006年11月時点では営業しており、2010年5月には既に閉業している。
2018年12月時点で、一部で壁面が崩落、窓ガラスや入口が損壊し、朽ちた状態になっている。
2023年12月時点で現存し、屋根が抜けてさらに崩壊が進んでいる。看板には「生そば」「温泉 お座敷休憩」「NASU大丸観光センター」の文字が残り、入り口付近の「ごあんない」には「青嵐のけむる湯の香に我れ嬉々と情緒ゆかしきおんせんざんまい」のコピーがある。
なお、向かって左には深山荘が隣接する。
2014-10-24
2024-02-22