共同石炭鉱業島廻炭鉱(しまめぐりたんこう)は福岡県田川郡大任町から川崎町にかけてあった炭鉱。 190...

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名称 島廻炭鉱
住所 福岡県田川郡大任町大行事
種類 廃鉱・採石場跡
福岡県の廃鉱・採石場跡
スコア
★★★★★★★★★★★ 41
現況 現存
評価 ■■

島廻炭鉱 概要・歴史

共同石炭鉱業島廻炭鉱(しまめぐりたんこう)は福岡県田川郡大任町から川崎町にかけてあった炭鉱。

1901(明治32)年に共同石炭商会が大任炭鉱の一部に採掘権を得て採掘を行ったことに始まる。1905(明治38)年に共同石炭は鉱業部を新設、島廻炭鉱を開き無煙炭採掘を開始した。1908(明治41)年に田川郡大任村に直営の島廻炭鉱第1坑を開坑、1910(明治43)年に第2坑を開坑。

1917(大正6)年に川崎村鹿毛谷に尺無坑を開坑。

1921(大正10)年に島廻第1坑は採掘を終了、島廻第2坑を第1坑として煽石坑を開坑したが、第一次世界大戦後の恐慌により一時休止。

1929(昭和4)年に再開するも、1931(昭和6)年に再び休止。その後も散発的な採掘が行われた。

戦後の1946(昭和21)年に復金融資を得て生産の回復を図ったが、1949(昭和24)年の統制撤廃以後に経営が悪化。朝鮮戦争ブームなどで一時回復するも、1954(昭和29)年の石炭不況により人員整理などが行われている。

1967(昭和42)年に閉山。

小規模な煉瓦遺構などが林の中に見られるほか、共同浴場跡が残っているらしい。

また、出炭専用線が豊前川崎駅から積込場まで延びており、橋台跡が残る。

島廻炭鉱 画像

島廻炭鉱(1975年3月)
島廻炭鉱(1975年3月)
1974-1978年 国土地理院

近くのスポット

島廻炭鉱 ストリートビュー・空中写真

島廻炭鉱 関連ブログ・参考リンク

共同石炭鉱業(株) 島廻 炭鉱|鶴嘴さんのブログ
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今回は、川崎町にありました、共同石炭鉱業(株)島廻炭鉱ですしまめぐりです自分は、何故かしままわりと地元の方に言って笑われました学がないんですとりあえず、現地に行きブラブラしてると共同風呂らしき建物がしかし、大峰炭鉱の共同風呂らしいのでこちらでは、アップしません
共同石炭鉱業 島廻炭鉱跡地 | あれなん
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川崎町島廻地区にあった炭鉱場所は川崎町と大任町の境、古河鉱業大峰炭鉱の隣。鉱区は古河大峰坑と共用部分が有り、書類上は古河鉱業単独だったり共同石炭鉱業単独だったりしていたが、実際は相手鉱区への掘進を認め合う(仲良く?)採炭だった。(コレを専門用語?で重複鉱区と言
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島廻炭炭鉱は先日積出専用線とセットで投稿しましたが、ボタ山奥地にその関連と思われる遺構があります。場所はココですが乗馬クラブの敷地なので入口にはクサリがしてある事が多いです。それに入口は2箇所あるのですが、どちら側からもダートを走破しないと乗馬クラブまで行けま