唐子浜パーク 概要・歴史
唐子浜パーク(からこはまパーク)は愛媛県今治市にあったリゾート施設。唐子浜周辺に位置する。
1956(昭和31)年に個人経営の海水浴場として開業。その後、愛媛パートナーエージェントの経営となり遊園地などが整備され、ピーク時には年間約30万人が訪れたという。
「JTBのポケットガイドNo.31四国(JTB、1990年改訂13版)では、「燧灘に面した唐子浜の海岸に隣接するレジャーセンター。貸別荘やホテル・遊園地・海水浴場があり、家族連れ・ヤングに絶好。近くの桜井海岸には天然の岩をくりぬいた蒸風呂式の風呂がある」と紹介されている。石風呂入浴は7がつから9月初頭まで夏季のみ営業、入浴料は350円だったらしい。
景気の低迷やレジャーの多様化の中で利用者数が減少、1996(平成8)年に遊園地が休園。ホテルやオートキャンプ場など宿泊施設を中心に営業が継続されたが、利用者数の減少は止まらず、2001(平成13)年に閉鎖となった。
しばらく建物は残されていたが、順次解体されて2005(平成17)年頃までにはほとんどが撤去された。
跡地の一部にはコンビニエンスストアやパチンコ店が立地している。
解体され現存していません
2011-11-12
2022-07-19