加須良橋(国道156号旧道) 概要・歴史
旧道、旧橋、謎の隧道
加須良橋は岐阜県大野郡白川村の橋。国道156号椿原飛越峡合掌ライン旧道に位置する。
1952(昭和27)年3月に竣工した上路プラットトラスでである。
1978(昭和53)年頃に加須良トンネルと現橋を通るルートが開通し、役目を終えた。
旧橋は劣化が進んでいるものの通行は可能で、その先に未舗装の狭い旧道が残っている。
旧道の傍らには人がすれ違うのもやっとの小規模な隧道が見られる。電力会社が積雪時に水力発電所へのアプローチするための冬季歩道であったらしい。下流側に成出ダムがあるため、そことの往来を確保するためだったと推測される。また、地形的にがけ崩れも想定していた可能性もある。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2016-10-23
2024-10-04